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【ネタバレなし】ついに最終章!『イコライザー THE FINAL』

山小屋の映画

今年も色々な映画を観ていますが、「最終作」とか「FINAL」みたいな作品が多いような気がします。

寂しくもあり、最後まで観れて感無量といった感じもありで複雑な気持ちになります。

今回紹介する「イコライザー」シリーズも本作で最終章ということで、1作目から観ていた私は少し寂しさもありますが、デンゼル・ワシントン作品が好きなので、とにかく新作の公開でテンションがあがります。

まず、おさらいとして前作までの設定を一応説明します。

「元DIA(国防情報局)の凄腕エージェントのロバート・マッコールは、引退して平穏な日々を送っていたが、身近で善良な市民や困っている人を助けるためにかつてエージェントとして身につけた能力を使って、悪人に制裁を加える」というのが、基本的な設定です。

イコライザー THE FINAL 公式HPには次の様に紹介されています。

マッコールはいつの日も、法や警察が介入できない暴力に苦しむ弱き人々を救うため、とてつもない強さで冷静沈着に悪を抹消してきた。そのマッコールの完璧な[仕事]遂行ぶりは、まるでアメリカ版「必殺仕事人」と例えられ、今もなお多くのアクションファンを熱狂させ続けている!

このシリーズに魅せられた私は、「なんでこんなに惹かれるのか?」と思っていましたが、「アメリカ版 必殺仕事人」という表現をみてしっくり来ました!

そうだ!舞台と時代が違うけど、これは必殺仕事人なんだ!と思って観るとさらに面白く感じると思います。

それでは、本作のあらすじを公式HPから紹介します。


 




あらすじ(公式)

イコライザー THE FINAL』公式HPには次のような導入部分のあらすじがあります。

ある時、訪れたシチリアでの事件で負傷したことをきっかけに、肉体的にも精神的にも限界を迎えたロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町に辿り着く。よそ者にも関わらず身内のように看病し、親しみをもって「ロベルト」と呼んで接してくれる街の人々。昼の顔、夜の顔を使い分け、長い時間をたった一人、誰にも頼らず生きてきたマッコールにとって、それはまさに癒しと救いだった。マッコールはこの街を安住の地と心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕の時計を外すことを決意。そこで穏やかに残りの人生を送るはずだった

しかし、小さなこの街にも悪の魔の手は忍び寄っていた。街の人たちが次々と凄惨な事件に遭うのを見て、マッコールは再び[仕事]を再開する。自分を救ってくれた大切な人々を、街を、今度は自分が救うため。善良なすべての人々を救うのがイコライザ―の流儀であり、マッコール自身の大いなる復讐でもあるのだ。

最終章って感じがしますね、「腕時計を外して、残りの人生を送るはず」というところが特に。どんな激しいアクション映画でも最後は「安住の地」とか「心の平穏」というゴールに落ち着きますね。

そういったシーンに共感してしまうのは、歳のせいなのか?なんて最近は感じてしまいます。

私の感傷はさておき、今回も身近な人々を救うべく、マッコールは「必殺仕事人」の指名を全うします。

 

観どころ

今作の観どころは色々あると思いますが、デンゼル・ワシントンファンの私としては特に「デンゼル・ワシントンの年老いてさらに深みを増す人間描写」を観て欲しいと思います。

アカデミー賞に何度もノミネートされていることは、よく知られているので演技がうまいのは当たり前ですが、御年68歳(!?)ということで本人の人間的な深みも加わってか、マッコールのような少し影のありながらも穏やかなキャラクターの魅力が存分に伝わる気がします。

そして穏やかな雰囲気からの、悪人を成敗する時の、寒気がするほどの容赦ない行動がギャップとなってイコライザーシリーズの興奮や爽快感が増していますね。

本作『イコライザー  THE FINAL』でも、デンゼル・ワシントンの必殺仕事人ぶりが存分に味わえますので、アクション以外のシーンも堪能しながらストーリーを追っていくとさらに楽しめると思います。

シリーズ最終作というのが寂しい限りですが、私はしっかり堪能できました!

まだ観られていないかたは、是非、シリーズを振り返ってから劇場で!

ではでは。

 


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