こんにちは、ゆる登山家です。
今回は久しぶりに懐かしい映画をレビューしてみようと思います。
一時期ブームがあった「惑星衝突系」の映画『ディープインパクト』です。最近ジェラルド・バトラー主演の『グリーンランド』を観て、「惑星衝突系は使い倒された感じがするなあ」なんて思いながら久しぶりに観返してみました。個人的に結構好きなジャンルです。
30歳以下の方は観たことないかもしれませんね。
少しネタバレ注意ですが、観てみましょう!。
ざっくりあらすじ
天体観測が好きな主人公が、学校の天体観測授業の時に不思議な彗星を見つけます。
先生に見せてもわからず、天体観測所の博士にデータを送ります。
博士はもらったデータから彗星の軌道を予測すると、地球に衝突することが判明し、すぐにアメリカ政府に連絡しようとするのですが、途中で事故にあってしまいます。個人的には博士が冷めたピザを食べながら「そんなに急いでどこへ行く?」と言っているシーンが好きです。なんとなくピザが食べたくなります。(一応飯テロ?)
後にアメリカ政府はデータを確認して彗星衝突と人類滅亡の危機を知りますが、まだ国民には知らせていません。一人の記者が「政府は何か隠している」と気づき、詳細を把握していないものの「国民には知る権利がある」と大統領に主張します。
大統領は記者会見で国民に知らせることを決め、同時に避難について説明します。
全員は非難させられないため、国民は選抜された人だけが避難できることとなり、人間関係の悪化や暴動が起こります。
政府は彗星破壊のための作戦を実行しようとしますが、果たして人類はどうなるのか・・・・。
といった感じで進むSFヒューマンドラマです。
公開された時期は・・
『ディープインパクト』が公開されたのは1998年です。
同じ年にはブルース・ウィリス主演の『アルマゲドン』が公開されています。『アルマゲドン』も同じ惑星衝突系のSF映画です。この二つの映画は同じような内容にも関わらず、二作とも大ヒットしていますが、個人的には公開された時期がヒットの要因だと思っています。たぶん多くの人が思っていることですが・・。
10~20代の人は多分知らないと思いますが、世紀末に近づくにつれてノストラダムスという16世紀の占星術師の「1999年7月に空から恐怖の大王が来るだろう」という予言がフォーカスされてテレビや雑誌でも取り上げられていました。
そんな時に「惑星が衝突して人類が滅亡する」という内容の映画が、CGを駆使して描かれたので多くの映画ファンの興味を集めたんだと思います。アメリカでもそういう風潮があったのかは不明ですが・・。
隕石が衝突してアメリカだけではなくて、世界各地が崩壊する様子をCGで作り上げた映像はショッキングだった記憶があります。
昔から地球滅亡を描く作品はあったのだと思いますが、リアルな映像とシナリオを追求したのはこの作品が最初ではないかと思います。今、同ジャンルで作成される映画は、映像がより洗練されていますが内容的には焼き直し感が感じられますからね。(異論は認めます)
焼き直し感があっても、好きなジャンルなので定期的に観てみたくなるんですけどね。
地球の危機と人間模様を組み合わせた壮大な物語は、観終わった後の満足感も満たしてくれますので、ぜひ一度ご鑑賞あれ!
ではでは。
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