こんにちは、ゆる登山家です。
私は働き始めて15年が経つのですが、未だに自分の性格の特徴というか適性が分かりません・・・。
皆さんはいかがでしょうか?今の仕事は自分の適職(天職?)と思える部分がありますか?それとも自分は何に向いているんだろうと気になりますか?
私は断然自分の向き不向きが気になります!(40代が胸を張って言うことではない)
もしも自分の才能が気になるなら今回取り上げる『STRENGTHS FFINDE2.0(ストレングスファインダー)』で調べてみてはどうでしょうか?
何か変な勧誘っぽくなってしまいましたが、本書から学べることは、次の3つです。
- 自分の才能を知る
- 自分の才能を生かす方法を知る
- 充実して生きる
※ちなみに本書を読むだけでは自分の強みを知ることはできません。袋とじ内のアクセスコードから診断することで知ることができます。他人の本を借りて行うことができませんのであしからず。
自分の才能を知る
本書でまず最初に「なるほど」と感じる点は【自分の弱みを克服するよりも、自分の強みを生かす方に力を入れた方が人生楽しい】ということです。
どうしても自分の弱点や苦手なことがあると直そうとする方に力を入れがちですが、自分の強みを生かした方が色んなことが楽しんでできますよね。
ストレングスファインダーを開発したドナルド・O・クリフトン博士はある調査から【自分の得意なことをする機会がある従業員とその機会がない従業員では意欲的な傾向が6倍も違う】とわかったそうです。
そこで、自分の才能を知る人が増えるほど社会が豊かになるということです。
強みを知ればハードモードからイージーモードへってことですね。
自分の才能を生かす方法を知る
本書の袋とじ内のアクセスコードからネット上で診断すると自分の5つの才能が分かります。
全34の才能のうちから5つが選ばれます。
34の才能【アレンジ、運命思考、回復志向、学習欲、活発性、共感性、競争性、規律性、原点思考、公平性、個別化、コミュニケーション、最上志向、自我、自己確信、社交性、収集心、指令性、慎重さ、信念、親密性、成長促進、責任感、戦略性、達成欲、着想、調和性、適応性、内省、分析思考、包含、ポジティブ、未来志向、目標志向】
念のためですが、この診断は占いのようなものではなく数百万人への調査から導かれる診断ですのでかなり細かく記載されます。(私は占い自体は嫌いではないですが)
そしてその人の行動のアドバイスも載っているのですが、「確かに」と思う点と「本当か?」と思う点が出てくると思います。
ちなみに私は「原点思考」「公平性」「慎重さ」「親密性」「調和性」の5つでした。
7割くらいは自覚がある感じでしたね。規律性なんかは自分では当てはまる気がしました。
そして、診断された才能がどのように人生に関わるかをしっかりとした文章で示されるので実際の行動に移しやすかったです。
他人の診断を見ていないので詳細は分かりませんが、回答によって個人の資質に関する記載内容は変わってくるそうです。
あなたに示される資質はあなた自身でみてみて下さいってことですね。
充実して生きる
本書の始まりに【いばらの道を選ぶな】という表現があります。
人生を充実させるためにはわざわざ困難な道を選ばず、自分の才能を発揮することが大切という意味で書かれているのですが、この表現は個人的にスッと頭に入って何となく気が楽になりました。
世の中では苦手を克服して大きな成果を上げた美談が数多くありますし、その精神力はすばらしいと思いますが、限りある人生の時間の中では才能を伸ばして花開いた人生を送ることも同じくすばらしいと思います。
この辺は個人の好みになるかもしれません。ストイックに困難に挑戦することに幸せを感じる方もいますからね。
ただ、苦手な面をピックアップするだけでは組織が衰えるという研究結果もありますから人の良い面を取り上げて楽しく生きてもいいのかなと個人的には思います。
以上、今回もざっくりと要約しましたが何となく伝わったでしょうか?
最後に本書でも紹介されたピーター・ドラッカーの言葉を紹介して終わります。
ほとんどの人は、自分は何が得意か知っていると思っている。しかし、たいていは間違っている。・・・それでもなお人は、強みによってのみ何かを成し遂げることができる。
いい言葉ですね。
ではでは。
<スポンサーリンク>
コメント