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大事なものが消えたらどうする?『チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン著』

山小屋の本棚

こんにちは、ゆる登山家です。

最近また新型コロナの感染者が爆発的に増えて、少し社会が混乱していますね。

コロナが流行ってから環境の変化が激しくて、私はついて行くのが精一杯です・・。

大きな環境の変化が起こった時、皆さんはどんな風に考え・行動して乗り越えていくタイプですか?

ちなみに私はひとまず変化の様子を見ながら、大丈夫そうかなと自分が思えたら少しずつ行動に移す小心者タイプなので、ほとんど流行に乗り遅れます・・・。

それはさておき、今回紹介する本は、短い寓話を通して【どうやったら変化を乗り越えることができるか】について教訓を教えてくれる名著『チーズはどこへ消えた?』です。

短くて単純な内容ですが、読者に問いかけられているポイントが明確で「そうだよな」と素直に感じられると思います。

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チーズはどこへ消えた? [ スペンサー・ジョンソン ]
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それでは読んでいきましょう!




2匹と2人の特徴

本書は、元クラスメート数人が集まって話をしている時にその中の一人が【2匹のネズミと2人の小人がチーズを探す物語】を紹介するところから始まります。

2匹と2人の名前は

  • スニッフ(変化に鋭いネズミ)
  • スカリー(すぐに行動を起こすネズミ)
  • ヘム(変化を恐れる小人)
  • ホー(変化の波に乗ろうとする小人)

ネズミと小人は迷路の中を必死に探し回り、チーズの塊を手にします。

ネズミと小人は大喜びで毎日チーズを味わいますが、両者には毎日の行動に違いがありました。

ネズミはチーズが急になくならないか周囲に注意を払い、用心深く毎日を過ごします。

小人は有り余るチーズを前に安心して、だんだん生活がゆるくなり毎日のんびり生活していました。

そしてある日、チーズが無くなってしまい・・・。

ネズミはすぐに次の行動に移りますが、小人は現実を受け入れられず・・・。

といった感じの寓話で、『アリとキリギリス』に通じるところがあると思うので、何となくこの先の展開が読めるような気がしますね。

色んなチーズに当てはめて考えてみる

この寓話での【チーズ】とは人がそれぞれ求めるモノ【お金】【人間関係】【会社】等々を表現しているので、すべての人の教訓になると思います。

求めるものを手に入れた後も変化に注意して過ごしていれば、変化した時にすぐに行動に移して被害を少なくできます。(2匹のネズミ)

逆に慢心していれば、急な変化に対応できず右往左往してしまいますね。(小人ホー)

それでも、遅れて「変化しなければ」と次の行動に移せれば、まだ救われます。

最悪の選択は現実を嘆くだけで行動しないことですね。(小人ヘム

私はただの会社員なので、とりあえず会社に行けば収入はあるという状態ですが、そこに安心して努力しなければいずれ窓際に追いやられるかもしれませんし、自社の経営状況を注意深く見ておかないと路頭に迷う可能性だってあります。

皆さんの【チーズ】の状況はどうでしょうか?

少しずつ悪くなっていませんか?減っていっていませんか?

日常を常に不安に思って過ごすのも精神的にどうかと思いますが、万が一に備えて考えておく、そして万が一の時にはすぐに行動を起こすことが大事ですね。

よ~く確認、即実行!ってことですね。

本書は変化の多い現代を生きていくために重要な基本的姿勢を教えてくれるので、特に社会に出る前の学生さんや新社会人は是非読んでほしいですね!

ではでは。

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