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感謝の正拳突きも、その一つ?『GURATITUDE 毎日を好転させる感謝の習慣』

山小屋の本棚

3月に入り、人生の色んな節目を迎える人も多い時期になりました。季節の変わり目、環境の変わり目でなんとなくモヤモヤした気持ちや不安・不満を抱えることもあるかと思います。

そんな状況を少しでも軽くしたい方にオススメの書籍を紹介したいと思います。

今回ご紹介する書籍は『GURATITUDE 毎日を好転させる感謝の習慣』です。タイトルのまま感謝の心を勧める本です。

著者のスコット・アラン氏は

カナダ出身のライフコーチ、著述家。『GRATITUDE毎日を好転させる感謝の習慣』(小社刊)のほか、25冊以上の著書の多くがAmazon.comの自己啓発部門でベストセラーとなり、日本語のほかに韓国語、スペイン語、ドイツ語、ヒンディー語、ベトナム語、ロシア語(以上、50音順)の計7か国語に翻訳されている。20年以上にわたって自己啓発の研究に没頭し、独自の境地を切り開く。趣味は家族旅行、読書、空手の練習、日本語の勉強。現在、妻子とともに日本で暮らす。

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンHPより

と紹介されています。私はてっきり海外の作家さんかと思っていましたが、日本在住の方でした。

本書の冒頭で、アラン氏は「私たちは普段の生活の中で、とかく不平を言いがちである。(中略)たびたび繰り返していると、いずれそういう姿勢が染みつき、四六時中、文句や悪口ばかりを並べる厄介な性格になりかねない」と伝えています。

そこで「本書の目的は、そんな状況を改善し、最高の自分になって、かつてないほど深い満足感を得る手助けをすることだ」としています。

感謝の心で、ネガティブな姿勢をポジティブに変えて人生を充実させよう!という趣旨の書籍ですね。

今回はその中から、「まずはここから実践しよう!」と感じられるポイント3つ紹介します。

それでは、読んでいきましょう!


 




感謝の心を持つ大切さ

アラン氏によると、感謝の心を持つことで身体に様々な好影響があるということですが、その中で面白いなと思ったのは、「感謝をするとストレスが和らいで、楽天的になり、活力が湧いてきて、もっと運動するようになる」という点です。

感謝の心で、精神的に安らぐというのは想像がつきましたが、楽天的になって視野が広がり、健康につながるというのは、好影響の連鎖という感じで興味深いですね。

感謝をするとドーパミンとセロトニンといった「幸せホルモン」が分泌されて、活力にあふれるという作用もあるそうです。

それでは、具体的にどういった行動をしたらいいかを次項から紹介します。

感謝の心と引き寄せの法則

私もどこかで聞いた事がありましたが、感謝の心で「引き寄せの法則」を活用する事をアラン氏は薦めています。

ちなみに、引き寄せの法則とは『似たものは似たものを引き寄せるという普遍的な法則のことである』と説明されています。

類は友を呼ぶと同じですね。

つまり、感謝の心でポジティブなエネルギーを発するとポジティブな結果として返ってくるということです。

アラン氏が具体的に紹介している方法に次の様な行動があります。

  1. 普段受けているさまざまな恩恵に気づく
  2. その恩恵が自分の人生にもたらす価値について考える
  3. 目を閉じて、自分が美しい自然の中にいる姿を想像する
  4. そのイメージの中で人々が仲良く暮らしている様子を想像する

本書の内容には「宇宙とのエネルギーのやりとり」といった表現もありますが、少し分かりづらい気がしたので、上の4つを紹介します。(興味のある方は、実際に読んでみてください)

アラン氏によれば、「今持っているもの」に意識を向けて、その恩恵や価値に感謝することでポジティブなエネルギーを発し、周りからのポジティブな影響を受け取ることができるということですね。

確かに日常生活をみると、ポジティブな人にはネガティブな事があまり寄ってきていない気がします。

逆に私のようにネガティブタイプは気がつくと、周りで起こることも暗いことが多い気がしてしまいます。(この考えがもうネガティブ?)

なかなかネガティブタイプが感謝の心を持つことが難しいですが、その原因となる考えを克服する方法もアラン氏は紹介しています。

 

欠乏意識を克服する

アラン氏は心の持ち方には二つあるとしていて、「豊かさ意識」と「欠乏意識」に分かれるそうです。

「欠乏意識」は「どこまで手に入れても満足できない」といった心の持ちようで、いわゆる「ハングリー精神」とは違うようですね。

欠乏意識にさいなまれると、「自分には能力が足りない」と考えがちになり、「どうせたいした事ができない」という考えにいたるそうです。

そうなると人生がハードモードになってしまうので、欠乏意識を克服しようというのがアラン氏の主張です。

アラン氏が薦める克服法は次の5つです。

  1. 大きく考え、大きな夢を持つ
  2. 人生の豊かさに意識を向ける
  3. ポジティブなことに意識を向ける
  4. 変化を歓迎する
  5. 学習意欲を高める

個人的にはネガティブタイプが1や3をするのは、少し難しい気がします。2と5は取り組みやすいかなと思いますので、2→5→1→4→3で取り組んでみるのがいいと思いました。何事も段階を追うのが大事ですから。

まとめ 豊かさは感謝の心から

今回は『GURATITUDE 毎日を好転させる感謝の習慣』から、豊かな人生を送るための方法を少し紹介しました。

アラン氏は普段の生活の色々な側面に感謝をする事から、豊かな心持ちになることを薦めていると思います。変化の多い時期や忙しい日々では、なかなか小さな事に感謝をする余裕がない事がありますが、「朝、ちゃんと目覚めた」くらいのことにはできるかもしれませんね。

某人気漫画の「感謝の正拳突きを繰り返して強くなった」みたいな部分も、近いところがあるのかぁなんて感じてしまいます。

小さな豊かさに目を向けてポジティブに!

ではでは。


 

 

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