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成功への秘訣!『7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著』(上)

山小屋の本棚
Double exposure of a businessman and stairs. Success of business concept.

こんにちは、ゆる登山家です。

今回は成功への秘訣を説いた名著『7つの習慣』を紹介します。

著者のスティーブン・R・コヴィー氏はアメリカ合衆国の経営コンサルタントで、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人の1人に選ばれたことがあるリーダーシップ論の権威です。

本書は全世界で3000万部以上販売されているくらい超有名なので、今更感がありますが私の頭の中の整理も兼ねて書いてみようと思います。

非常に内容の濃い自己啓発本なので上・下に分けてエッセンスをお伝えしたいと思います。

内容の濃さから、実際に読んでいただくのがもちろん一番いいんですが、手に取るきっかけとして流し読んでもらえると嬉しいです。

それでは読んでいきましょう!





人格主義

まず、本書の根幹にある主張は個性主義ではなく人格主義を用いて人生を成功に導くことです。

本書での定義は個性主義は個性や社会的イメージ・態度・スキルなどで人間関係を築き、成功するスタイルで、人格主義は誠意・謙虚・誠実・勇気・正義・忍耐・勤勉等の人格的にことを成功の要件に挙げています。

2つの主義を対比させていますが、コヴィー氏は個性主義を否定しているわけでは無く、成功の要因とは考えているそうです。しかし、子育ての経験から個性主義だけでは相手の自尊心を傷つけると感じ、人の内面に目を向けるようになったそうです。

私も40代に入り、社会に出て色々な人と会って確かに人間関係のスキルや個性が際立った人は最初驚きますが、話をする機会が増えると徐々に底の浅さが見えてくることがありますね。残念ながら周りから尊敬のあるタイプではないですね。

現代は自己PRも非常に大事ですが、人生の根幹は人格的な要素が大きいとコヴィー氏は考えているようです。

その上でこれから取り上げる成功に結び付く7つの習慣を導いています。

1.主体性

第1の習慣は主体的であることです。

なんか当たり前・・な感じがしますが、普段の生活で主体的かどうかをよく考えることは意外と少ない気がします。それこそ習慣で何となくみたいな行動も多くないでしょうか?

主体的とは何か?ということが重要になるのですが、この章では有名な『影響の輪』と『関心の輪』で説明されています。

簡単に言うと自分が関心を持っている事すべてに自分が影響を与えることができるわけでは無いと意識するということです。

なので、関心があるけど変えられない(影響をあたえられない)ことについて悩むことは他人の行動や考えに左右されることであり、主体的ではないってことです。

2.終わりを思い描くことから始める

第2の習慣は「終わりを思い描くことから始める」です。

これもビジネス本等で聞いたことがある気がしますね。

何事もゴールが決まっていないと行動が決まりませんからね。

この習慣の重要性についての説明にあたって、次の言葉で非常によく表現されていました。

『すべてのものは二度作られる』

最初は頭の中で創られ、次に実際にかたちあるものに創られるという意味ですが、まず目的の形を決める重要性が分かりやすいですね。

3.最優先事項を優先する

第3の習慣は「最優先事項を優先する」です。

???

最優先事項を優先するのは当たり前では?と思いますよね。

この習慣で重視されているのは、本当に最優先事項を実行する意志の力と優先事項の管理方法です。

「やらなければいけないのは分かっているけど、他の雑務に邪魔されてやれなかった。」「疲れていてやる気がでなかった、今日だけは・・・」みたいなことを繰り返すと成功や満足した人生にたどり着けないということですね。

とはいえ意志の力だけで管理出来たら苦労は無いよねってことで、『緊急度』と『重要度』でマトリックスを作って管理する方法が本書では提唱されています。

前半まとめ

まず、第1~3の習慣についてものすご~くザックリまとめてみました。

上記の3つの習慣は『私的成功』を収めるための習慣ということで、前半部分としました。

本書にはコヴィー氏の経験を含めた様々な例を交えて各習慣が提唱されていますので、今回私が記載しているのはほんの一部、わずかな部分だということは了承して頂きたいところです。

できれば文章が拙い所も多めに見ていただきたい・・・。

次回は『公的成功』を収めるための習慣についてまとめてみたいと思います。

ではでは。


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