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2025年は書いて頭をスッキリさせる!『書く瞑想 古川武士』

山小屋の本棚

明けましておめでとうございます!

今年の年末年始は最大9連休ということで、ゆっくり家で疲れを癒やす方もたくさんいるんじゃ無いでしょうか?(私は正月休みがほとんどないので、通常運転で年を越しました・・・。)

家でのんびり過ごしていても、「なんだか頭がスッキリしない」、「考え事がまとまらない・・」なんてことありませんか?

私もなんとなくゆったりと考え事をしていても、「あれ?結局なんだっけ?」と思うことがよくあります。

とりあえず、脳が衰えていないことを祈りますが・・・、特に悩みなんかは結論が出なかったり、考えがまとまらないとモヤモヤした気持ちになりますよね。

今回は頭とスッキリさせる方法を具体的に紹介している書籍『書く瞑想』から、始めやすいポイントを2つ紹介したいと思います。

まず、著者の古川武士氏について

習慣化コンサルティング株式会社代表取締役。

関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。

5万人のビジネスパーソンの育成と1000人以上の個人コンサルティングの現場から「習慣化」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。

オリジナルの習慣化理論・技術のもとに、個人向けの習慣化講習、企業向けの行動変容・習慣化研修を行っている。

本書著者紹介より抜粋

といった感じで、ちょっと珍しい「習慣化」に特化したコンサルティングを行っている方です。

そんな古川氏が勧める心の整理術を紹介します。

それでは、読んでいきましょう!

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書いて心を整える

まず、古川氏は書くことで考えや感情を整理し、人生を良くすることができると説明しています。

そして、書くことには次の3つの科学的効果があると説明しています。

  1. ネガティブな感情の浄化効果
  2. 客観視による気づき効果
  3. 書くことで自ら気づくオートクライン効果

一つ目の「ネガティブな感情の浄化効果」はテキサス大学の実験結果によるもので、仕事が終わった後や寝る前に自分の感情を20分間書き出させたところ、メンタルが強くなり、うつや不安が改善したそうです。

二つ目の「客観視による気づき効果」はバージニア大学の心理学者による研究から、普段目に見えない感情を「文字」で可視化することで、自分を客観視することができるようになるそうです。その結果自分の感情・思考に対して新しい見方ができるようになるようですね。

三つ目の「書くことで気づくオートクライン効果」は、言語化された自分の感情・思考について、それまで感じなかった気持ちや深層にある理由に気づくことができるようになるそうです。

これらの効果をまとめると、「自分の感情・思考をハッキリと見つめて、整理できる」といった感じでしょうか。

それでは、実際にどうすればいいんでしょうか?

充電ログ・放電ログ

古川氏は「放電・充電ログ」と「セルフトーク」を勧めています。

それぞれ、どんなものかというと

  • 放電ログ:1日で自分の感情・気分を下げた事柄(~を先延ばしにしてしまった等)
  • 充電ログ:1日で自分の感情・気分を上げた事柄(筋トレができた、~が上手くいった等)
  • セルフトーク:放電・充電ログの出来事を深掘りする(なぜ~だったのか?等)

古川氏は「放電・充電ログ」を書き出してセルフトークをすることで、認知の偏りを整えて自分を客観視することを勧められています。

私はこの本を読んでから、寝る前に「今日できたこと」と「今日できなかったこと」の両方を頭に浮かべて、「どんな一日だったかな?」なんて考えながら眠りに落ちるようになりました。

私もメンタルが落ち気味だった頃は「今日も上手くいかなかったな・・」といったマイナス感情が強めでしたが、この習慣でバランスがとれるようになった気がします。

本書にあるように実際に書き留める方が、より深く考えられると思いますが、「いきなり書き始めるのは・・」と躊躇する方は私の様に頭の中で考えることから始めても良いと思いますよ。

書いて片付ける

古川氏はログを書き留めた後のステップとして、「書いて片付ける」ことを勧めています。

「書いて片付け?」といった感じになりますが、具体的な方法は次の様になるそうです。

  1. とにかく全部出すことから始める
  2. 必要なこと・不要な事を感情基準で分ける
  3. 不要なことを減らし、必要な事を増やす

確かに部屋の片付けのステップと似てますね。

この方法でどういったことが起こるのか?

古川氏は「書く片付け」をすることで、「自分は何を求めているのか?」「自分にとっての幸せは何か?」といった本質的な問いへの回答を探っていくことができると伝えています。

上のステップをすることで自然と「自分が必要としている事」が浮かび上がって、単に感情を処理するだけでなく、内省して頭をスッキリさせることができそうですね。

まとめ ~書くことで人生が整う~

今回は習慣化コンサルタントの古川武士氏の『書く瞑想』から、書いて心を整える方法を少しだけ紹介しました。

本書には今回紹介したポイントを習慣化するステップまで具体的に説明されていますので、興味を持たれた方は是非手に取って読んで頂きたいです。

「書くことの効果」については、本書以外でも取り上げられることが多いです。

最初は「面倒くさいな」と思うことがあると思いますが、ブログを書いている私の経験上からも、「書く」という行為はメンタルを良好に保つ効果があると思います。

2025年を心穏やかに過ごしたい!と感じる方は是非書くことにトライしてみては?

ではでは。

 


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