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下手なホラーより怖い!!『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

山小屋の映画

今年は本当に天気が悪い!!!!

私の行いが良くないのか?、それとも異常気象なのか?どちらにしても今年は本当に天気が悪くて山に行けません・・・。悲しい。

こんな日は映画を観るしかありません!

ということで、10/4公開の『シビル・ウォー アメリカ最後の日』を公開当日に観てきました。

まずは公式HPから

「お前は、どの種類のアメリカ人だ?」

連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている——」。就任 “3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていくー

シビル・ウォー 公式HPより

といった感じで、「もしアメリカで内戦が起こったら?」というテーマで戦争の悲惨さが描かれています。

ネタバレをしない程度に最大の魅力をお伝えします。

 




ホラー映画よりも断然怖い!!!

公式HPにもありますが、本作はアメリカ国内で戦争が起こった時の悲惨さをジャーナリスト・戦場カメラマンを通して描いています。

描写は結構グロテスクな場面も多く、兵士の後について、弾幕の中写真を撮りまくる戦場カメラマンにも狂気を感じますし、殺人が当たり前な戦場兵士の狂ったシーンが次々と目に飛び込んできます。

戦争映画を観ている時の鬱っぽさを感じますが、カメラマンの行動に沿った描写であるため、没入感がすごく、緊張感MAXが続きます。

アメリカ国内で内戦が起こった経緯などは、ほんの少ししか出てこないため、ストーリーの展開が読みにくく、「何が起こるんだろう?、どうやって終わるんだろう?」という恐怖感が高まって、ホラー映画を観ているような気持ちになります。

ただ、ホラー映画と違って、未知の生物ではなく同じ人間が行動しているので、より背筋が寒くなります。

少しネタばれるかもしれませんが、最後に少しずつ現像されていく写真は怖すぎます・・・。

本作は、アメリカでの大統領選挙が近く、トランプ大統領時代に発生した議事堂襲撃の記憶が新しい今だからこそ、リアリティを感じられると思います。

平和な日本では、政治や選挙に関心が薄いですが、本作を鑑賞すると「もしかしたら自分が投票した選挙をきっかけに、将来似たような状況が起こるかもしれない」とも想像してしまうと思います。

日本の衆議院総選挙も近いようなので、将来を考えるヒント?の様な気持ちで鑑賞してみてはいかがでしょうか?

ではでは。

 

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