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人生上手く生きたい!『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」伊藤伝』

山小屋の本棚

こんにちは、ゆる登山家です。

すっかり春になりましたね。長かったコロナ禍も終わりが近づいて、マスクの着用も個人の判断となりました。以前の日常が近づいているのを感じます。

制限された生活が終わって、うまく新生活を滑り出したいところですが、私はどうしても新しい物事の最初でつまずきがちです。

でも、周りを見ると新しい環境や取り組みでも失敗せずに始められる人もいますね。

すぐに失敗しています人とうまくスムーズに進められる人の違いは何なんでしょうか?

今回は、そんな疑問に答える実用書『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」』をご紹介します。

著者の伊藤伝氏は「どんな偉業でも私たちは自分にできることをちょっとずつ、ちょっとずつやっていくしかない。必要なのは昨日より今日、0.1%の成長をすること」と本書の冒頭で伝えています。

毎日0.1%の成長をするために、「うまくいく人」はどんなことに取り組んでいるのかを様々な視点から紹介しているのが本書の特徴です。

すべてを説明することはできませんが、私も「なるほど、やってみよう」と思ったポイントを7つ紹介したいと思います。

それでは読んでいきましょう!

 





本を読んで自由を手に入れる

これは私の経験上からも本当に大事だと思います。

ドイツ初代宰相ビスマルクが「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と言ったことは有名ですね。

自分の経験のみでは視野が広くならず、考え方の幅も狭くなると思います。世の中には様々なジャンルの書籍があふれており、世界中の「自分よりも遙かに優秀な人や、行動力のある人」の知識や経験を、600円~2000円ほど出せば大体買うことができます。(古本ならもっと安い)

日本の豊かさを実感する素晴らしい環境だと思います。

私は大学生の頃、受験から解き放たれた典型的なダメ学生だったので、遊んでばっかりで過ごしていました。しかし、卒業間近になったときに「話す内容がうっす!」と自分に衝撃を受けました・・。

当然就職活動もうまくいきません。なんとか就職はしたものの、自分には全く自信が持てませんでした。

そんな時に父から「とりあえず、なんでもいいから本を読む習慣をつけた方がいい」と言われて、文庫本を渡されました。

さび付いた頭でようやく読み終わった時に、「このままだと何もない人生になってしまう!」と実感して、なんとか読書習慣を身につけました。(今は毎日、何かしら読みます)

こんな風にブログに記事を書くようになったのも、色々な本を読むうちに「やってみよう!」と思ったからですし、学生の時には考えなかった考え方や行動をしている気がします。

急激な変化がなくとも、本を読むことで知識や思考が広がり人生がうまく回るようになるんじゃないかと思います。

心臓の音を聞く

伊藤氏は「鼓動を聞いていると不思議と気持ちが落ち着き、生きていることへの感謝がわいてくる」と伝えています。

これは、メンタルフルネスにも取り入れられていますが、自分の心臓の音を聞くことで「今に集中」することで焦りや不安といったストレスを和らげることができると言われていますね。

私も仕事や試験なので緊張した時は、目を閉じて鼓動を聞くようにしています。

なんとなく落ち着いて、「よし、やろう!」といった気持ちになれるのでオススメです!

人には温かく、条件には冷たく

これは、人間関係でのトラブルを防ぐためで、伊藤氏は「条件へに対して冷徹に向き合うことは、相手への誠意だと心得よう」と伝えています。

他人と接するときに温かく接することは、基本的には大事ですね。しかし、条件面でも「嫌われたくない」気持ちが先行して、いい加減にしてしまうと後々トラブルが発生します。

私も気が弱くて「嫌われたくない病」なので、曖昧にしてしまうことが多いのですが、後で必ず「そういうことじゃなかったのに」と後悔します。

相手には柔らかく接しながらも「互いに納得できる条件」を、冷静に取り決めることがトラブルを回避して、人生がうまくいくようになるではないでしょうか。

体をゆっくりとアクティブな状態にする

これは、本書を読んでから私も取り入れるようにしている習慣です。

朝起きてすぐに行動に移せないタイプなので、紹介されている「手のひらを握る」という習慣を取り入れました。

手のひらには労宮といわれるツボがあるそうです。労宮は手のひらの中指と薬指の間にあるツボで、自律神経を整える効果があるそうです。

伊藤氏が推奨している方法は「軽く3回、少し強く3回、強く3回」握る方法です。

そのまま、ツボを押す方法でもいいかもしれませんね。

起きてそのままボーッと過ごすよりは、軽い刺激で少しずつ体のスイッチを入れるようにした方が毎日が快適になる気がします。

入眠儀式で最高の眠りを得る

伊藤氏は睡眠時間の少なさが生産性の低さや病気の原因になると説明し、寝る前に必ずすることを決めて毎日実行することを奨めています。

コツは五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)のそれぞれで安眠対策をとることだそうです。

例として「机の上を片付ける」「自分自身に「おやすみ」という」「肌触りのよい寝具を使う」などをあげられています。

私も本書を参考にして、寝る前は間接照明にしたり、枕を肌触りのよいものに変えてみました。

私の経験からも安眠はとても大事だと実感しています。以前に適応障害と診断されて苦しかった時は、夜中に何度も起きてしまって、疲れがとれず、仕事にも集中できなくなっていました。

その時は結局、病院で処方された薬で少しずつ眠れるようになり、回復していったのですが、毎日の睡眠の質と量をしっかりと確保することの大切さを痛感しました。

自分なりのナイトルーティンを作ることで、睡眠の質と日常の過ごし方も安定してくるのではないでしょうか。

時間がない!という口癖をやめる

これは、多くの人が口癖になっているのではないでしょうか。

毎日忙しくしていると、新しいことに取り組もうと思っても「やってる(考えてる)時間がないから無理!」と思いがちですね。

伊藤氏はこの言葉を発してしまうと、本当に時間不足してイライラしてしまうことにあると指摘しています。

そしてこの状態を解決するために、「時間はある!と宣言する」「段取りに時間をかける」の2点を勧めています。

私も実際にやってみましたが、「時間はある!」と心の中で考えるようにすると「なんとかなるかも・・」という不思議なやる気が出てきます。

そして、「なんとかする」ために少し時間をかけてスケジュールを考えて実行に移すようになるので、結果的に効率が上がったように感じられます。

ほんの少しの習慣を変えることで、物事が思ったように進みやすくなって充実した生活になるかもしれません。

他人との違いを気にしない

伊藤氏は「仕事をしているときに他人の性格を非難したくなるのは、性格の問題ではなく、脳のタイプのせい」だと説明しています。

そして、「脳タイプが違う人との差にイライラするのは時間のムダ」と一刀両断しています。

確かに「なぜ言われたとおりにしないんだ?」とか「なんでそんな考え方なんだ?」といったイライラは仕事中には必ずあると思います。

そんな時は伊藤氏が伝えるように「そもそも脳のタイプが違うから」と、ある意味割り切って捉える方が楽かもしれません。他人を無理矢理変えることは、労力がかかりすぎる上に、あまり効果がないことが多いですから、まず自分の人生を充実させる方向に力を入れた方が良さそうですね。

うまくいく人は・・・

今回は、『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」』からすぐに参考にできそうなポイントを紹介してみました。

本書からは、結局のところ「うまくいく人」は小さなストレスを積み重ねないような習慣をみにつけているのかなと感じましたが、皆さんはどうでしょうか?

毎日0.1%変えて、0.1%ストレスを減らすことができたら毎日が充実するような気がしませんか?

本書には80個以上の小さな習慣が載せられていますので、自分ですぐにできそうな習慣を探してみると、楽しみながら人生を好転させることができるかもしれません。興味のある方は、是非本書を手に取って読んでみてください。

小さなことからコツコツと!よい人生にしたい!

ではでは。

 


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