こんにちは、ゆる登山家です。
春らしくなって、少しずつ生命力を感じられる山を歩き回りたいところなのですが、昨年から本格的に花粉症デビューしてしまったため、あまり頻繁には山へ行けなくなっているこの頃です。
天気がよくても出かけられず、悶々としているのですが、たまたま地上波で懐かしい映画を放映していたのでじっくり鑑賞してしまいました。
ラブコメディの名作『プリティ・ウーマン』です。
33年前の映画ですが、今観ると若かった頃とは少し違った印象で、少し考えこんでしまうところもありました。
あらすじを少し振り返りつつ、魅力をお伝えしたいと思います。
ちょっとあらすじ
慣れない車を運転していたやり手の実業家エドワード(リチャード・ギア)が、路上で客を探していた売春婦ヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)と出会い、価値観が全く違うものの惹かれ合っていきます。
複雑な人生を送ったからか、ヴィヴィアンが所々エドワードの心理の核心をつくことで、エドワードが自分の実業家としての行いを顧みるようになり、ヴィヴィアンも「あきらめていた人生」を取り戻す意欲を持つようになります。
しかし、あまりにも立場が違うため気持ちの行き違いや周囲の人間からの偏見によって、関係がもつれていきます。
果たして二人の関係はどうなるのか?
・・・名作なので、あらすじを伏せる意味はあまりないような気がしますが、こんな感じの物語です。
この映画の魅力
この映画の魅力は、いくつかあると思います。
・人生を諦めていた娼婦が、幸せをつかむシンデレラストーリー
・傷ついていた実業家が、人情を取り戻す再生物語
・価値観の違う男女が作り出す、ラブコメディ
20年以上前に観た時は、上記の3点や娼婦を描いた刺激的な描写に面白みを感じていたような気がしますが、改めて観てみると「職業や経歴で偏見を受けている人の苦しみ」「相手の人間性を見抜いて対応する親切心の大切さ」を強く感じました。
この二つは、30年以上経った今でも社会生活で重要なポイントとなっていますから、物語で出てくるシチュエーションは古いものばかりでも、色あせない名作となっているのではないかと思います。
この後はリチャード・ギアとジュリア・ロバーツのコンビで『プリティ・ブライド』も制作されて、『プリティ・ウーマン』とは違ったラブコメディとなっていましたね。
この頃からジュリア・ロバーツの魅力にハマって色々な作品を観た懐かしい思い出も蘇ります。
以上、懐かしさで感傷的になりつつ簡単に紹介してみました。
『プリティ・ウーマン』は、かなり懐かしい名作ですが、10代・20代でも十分楽しめる作品だと思いますので、春休みや連休でゆっくりと鑑賞してみるのもよいのではないでしょうか。
ではでは。
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