こんにちは、ゆる登山家です。
2023年6月30日から『インディー・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開されました。
本作がハリソン・フォードが演じるインディー・ジョーンズの最後の作品になるということで、小さい頃からインディー・ジョーンズを観てきた自分からすると、なるべく早く観たい!とそわそわするところです。
インディー・ジョーンズの記事はいずれ載せるとして、今回はスピルバーグ作品で少し懐かしい作品を紹介してみたいと思います。
『レディー・プレイヤー・1』という作品ですが、「そういえば、公開時に話題になっていたなあ」なんて思って、Amazonプライムで観てみました。
それでは、観てみましょう!
少しあらすじ
舞台は2045年。
人々は荒廃した世の中にあって、ゴーグルを通して、「オアシス」と呼ばれる仮想空間であらゆる体験ができるようになっていました。
「オアシス」の創設者ジェームズ・ハリデーは遺言で、「オアシス内の3つのカギを手に入れた者に5000億ドルとオアシスの運営権を譲渡する」と残した者だから大変です。
あらゆる人がその競争に参加し、争っていましたが、まだ誰も最初のカギすら手に入れられません。
スラムの集合住宅に住む一人のオタク若者(ウェイド・ワッツ)はハリデーの熱狂的なファンで、カギ探しのゲームに参加していました。
ウェイドは不遇な身の上だったので、一攫千金を夢見てオアシス内の仲間の協力を得たり、持ち前のオタク魂でカギを少しずつ集めていき・・・。
といった物語です。
2045年はあと22年後ですが、かなり今とはかけ離れた設定のようにみえますね。
でも2035年にはシンギュラリティーが起こるから、可能性はあるのか・・・?なんて思ったりもします。
本作の魅力
本作は仮想空間での出会いやアクションがあるので、『アバター』のような雰囲気がありますが、所々にちりばめられた名作のオマージュというかそのままの描写があり、シリアスなようでコメディー・パロディーなような、なんともいえない感があります。
特に終盤で出てくる巨大なロボット(アイアン・ジャイアント)が溶岩に沈む時に、親指を立てて沈んでいく描写は「さすがにやりすぎ!!」と笑ってしまいました。
その他にもメカゴジラやガンダムが出てくるシーンは「攻めるねぇ」という感想しか出てきません・・。
そんな「ふざけてる?」と感じてしまう本作ですが、結構リアルだと感じる部分もあります。
例えば仮想空間であらゆる体験ができる描写は、現在でもVRやメタバースが話題に上がってきていますので、「近い将来はこうなるのか?」を思わされます。
他にウェイドに仲間アドバイスする時に「オアシスでの出会いは危険だ。相手が男か女かもわからない」「本名をオアシス内で話すなんてありえない」といった表現がありますが、これは現在のネット空間でも同じ危険があり、リアリティを感じさせます。
ただの面白おかしい空想ではないところに、本作の魅力があるのではないでしょうか。
スピルバーグ作品としては、ふざけすぎだと思いますが、こんなユーモアとSFを合体させられるスピルバーグの最新作に逆に期待が膨らんでしまいます。
インディ-を観られた方も、これからの方もスピルバーグ作品の魅力を再確認するために、本作を一度観てみてはいかがでしょうか!
早くインディーを観たい!
ではでは。
コメント